‘刀’は、日本の伝統武芸の一翼を担う‘居合術’のお稽古に励んでいます。古流派の教え習い、この先達より400余年21代からの‘根元の巻’と、師による口伝を縦糸に連綿と繋がる伝統です。その連綿と繋がる背景には武家社会を通して武家の嗜みとして能楽や茶道などと共に武家の素養として代々伝わったもので決して喧嘩殺法ではありません。その400余年の20人の先人達を慕い辿るには、日本の文化伝統そしてその教養学問の素となる仏、儒、神、道の宗教も根底に流れています。この居合術を切り口に、今世生き立っているこの場に感謝する意味で日本この場の文化伝統そして志ある人々によって継承されてる大切なモノを共有共感し、そして探求しています。余生、蔑ろにそして商売の糧のみに利用されそうなこの深奥なる日本の文化伝統。また志ある多様な切り口からの話を聞くことが出来れば・・・幸甚。次回は、‘本’について。